恋はスリル、ショック、サスペンス

こんにちは、ウェブ担当です。

いつだったか、ある芸能人がTVにて、

「最初に犯人が判っているのがサスペンス、最後に判るのがミステリー」

と語っているのを見聞きして、へえ、と納得したのですが、
残念ながら、これ、正しい解釈ではなさそうです。

サスペンスやスリラーというジャンルはミステリーに含まれる、
という表現のほうが、どうやら正しい捉え方のようです。

ミステリーには”謎を解き明かす”という基本テーマが大前提としてあり、
その中に内包される”緊迫感”や”恐怖感”によって、サスペンスや
スリラー、サイコ、パズルなどに枝分かれしているということです。

もちろん、その判別は個々の解釈の仕方によって異なるものだと思いますし、
既に混同したまま、提供する側も流してしまっているのかもしれません。

昨今はもとより、ジャンル分け自体の整合性すら危うくなってきており、
ジャケット裏に「スリリングなSFサスペンス・アクション!」なんて
書いてあると、えっと一体どこに置けばお客様は探し当ててくれるの、
と思ってしまうわけで、なんともお店側のジレンマが生まれるのです。
まあ、このあたりは各店のセンスが問われるところでもありますね。
ちなみに、アイドルは結構納得のいく分類しているんですよ。本当に。

なんてことを頭の片隅に置いていただいて、旧作コーナーを巡って
みてはいかがでしょう?

アイドル(レンタルビデオ&コミックとトレカのお店)