レンタルショップで遭遇するデジャブ


日野店スタッフ「Y」です。さて今回は、映画好きの皆さんがきっと一度は思ったことがある事柄について書いてみます。
まずは、あなたがアイドル店内のDVDが陳列している棚の前で、数々のDVDのジャケットを眺めている時のことを思い浮かべてみてください。そんな時、こう思ったことがあるはずです。

「あれ、この映画のジャケット、あの映画のジャケットのデザインと似てるなぁ」と。
初めて見るはずのDVDを1枚手に取った時に、ふとデジャヴのように「これ、前に見たことあるような……」と思った経験は、映画好きの方なら一度や二度ではないでしょう。

他の映画作品と似たデザインのジャケットやポスターがどれだけ多いのか、実際にそれらをネット上で並べてみせているところがありましたので、その一部を下にご紹介します。

この主人公の後ろ姿デザイン、「あるある」って感じですよね。

こういうものを見ると、個人的にいつも思い出すことがあります。それは2000年に公開されたメル・ギブソン主演の映画「パトリオット」のポスターとDVDジャケットのデザインのことです。

この映画の劇場公開当時は、下の画像のポスターが映画館などに貼り出されていました。



これを見た時、「あ、かっこいい!」と思っていたのですが、それがDVD化された時のジャケットのデザインは下のようなものでした。


これを見た時は、「そこまでメル・ギブソン推しをしなくてもいいじゃない! なんか近い、顔が近すぎるよ!」などと無用な圧迫感を自分勝手に感じたものです。


ここで今回の論点をまとめますと、つまり「かっこいいハズのメル・ギブソンも、あまり顔面アップにされると少し怖い」ということですね。

いや、あれ? そんなつもりでこの文を書いていたのではありません。本当は「私たち消費者が、変わったデザインのジャケットのDVDも積極的に手に取っていけば、将来的にいろんなデザインのジャケットが増えて楽しくなるかも」という、コンシューマリズム論的な真面目なオチに持っていきたかったのです。

どこでどう間違えたのか、我ながら分かりませんが、とりあえず皆さん、次にアイドルに行ったら、変わったデザインのジャケットのDVDにも目を向けてみてはいかがでしょうか?

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